ヨガに使われる言葉はほとんどがサンスクリット語です。聞きなれないうちは意味がわからないことも多いかもしれませんが、言葉を知っているとヨガもより楽しめるというもの。ここでは、なかでも頻度の高いヨガ用語を集め、解説してみました。おぼえておけば何かと便利ですよ。

・アーサナ
ヨガのさまざまなポーズを「アーサナ」といいます。サンスクリット語の「アース(すわる)」が語源で、もともとは「坐法」という意味がありました。

・アートマン
真実の自己、小宇宙という意味です。意識という内的世界のなかでももっとも深い部分にある個の根源を意味します。

・ヴィンヤーサ
呼吸と動きを無理なく同調させることを「ヴィンヤーサ」といいます。ヨガの種類に「ヴィンヤーサヨガ」というものもあり、これは心地よさを重視し、楽しみながら行なうのが特徴です。

・クンバカ
調気法(プラーナーヤーマ)のひとつで、息を止めて肛門・下腹部・のどを同時に締める方法のことです。精神統一のほか、外的ストレスにも強くなるという効果があります。

・ダーラナ
集中すること、瞑想状態のことを「ダーラナ」といいます。とある1点に意識を集中することによって、心を穏やかに、また、呼吸と視点だけに集中した状態になることができます。

・丹田
東洋医学で使われる言葉で、全身の精気の集まるところとされています。上丹田(頭頂部)、中丹田(眉間もしくは胸部)、下丹田(へそ下三寸の位置)がありますが、丹田といった場合、下丹田をさすのが一般的です。

・チャクラ
生命エネルギーの中枢で、大きく分けると全身に7か所あります。7か所ともちょうどホルモンの分泌点にあたり、心体のバランスを保つポイントとされています。「チャクラ」という言葉はサンスクリット語で「車輪」「円」という意味です。

・ナディ
生命エネルギー(プラーナ)の通り道のことです。また、エネルギーそのものを「ナディ」ということもあります。その場合のナディには、チャクラ同士を結び、バランスのとれた状態にする役割があるとされています。

・プラーナ
宇宙にみなぎる気、生命エネルギーを「プラーナ」といいます。プラーナがチャクラのなかを滞りなく流れ、バランスよく循環している状態が心身ともに健康な状態と考えられています。

・ヨギー、ヨギーニ
ヨギーとはヨガをする男性のこと。ヨギーニとはヨガをする女性のことです。

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